ギャンブルで得るものは快感ではなく安堵

この間スロットに連れて行かれた。2日前に麻雀の話をしたばかりなので念の為言っておくけれど、わたしはギャンブルが好きなわけじゃない。そもそもスロットほとんど打てないし。それでも容赦なく連れて行かれる。人間関係とはそういう風に出来ているのである。お金があればもっと健やかな人間関係を送ることが出来るのに。いや、経験としては面白いからいいんだけれど。

 

2時間電車に乗って、がっつり開店から夕方5時まで。頭も痛かったけど何より肩が痛かった。もうレバー押せない。腕上がらない。リールも見えない。4時間超えたあたりから、一番大きい図柄が何も見えない。なんか回ってるけど何が回ってるかなんて分からない。ボーナス引いても目押し出来ない。いやまぁ、それはもとからだけど。連れが隣で助かった。

 

基本ギャンブルって勝てるものだと思ってないから(特にパチンコ・パチスロは)、まぁド派手に負けなきゃいいや、くらいの考えなんだけど、連れの負けず嫌いさはすごかった。箱にメダルあるんだから下皿にメダルなくなって現金投資するな。ホール内で一番出したい!って、そんなに出してどうするんだよ、自己顕示欲の塊か。

 

昔よく遊んでいた元アブナイお薬を売っていた知人が言うには「当たったときに得るものは快感ではなく安堵だ」ってことらしいけど、それがなんとなく分かる。当たるまでは不安だもんね。あーこれどこまで回せばいいんだろう、とか、ずっと当たらなかったらどうしよう、とか。

 

また連れていかれるのかなぁ?次は馬とかだったらどうしよう。馬かわいいけど。